【猫の飼い方】飼う前に考慮すべき、猫が飼えなくなる4つケース。
猫を飼いはじめたものの、途中で飼えなくなってしまう飼い主さんがいらっしゃいます。
今一度、猫を飼う準備と心構えを確認してみましょう。ここでは、猫が飼えなくなる理由として多いケースとその対策を紹介します。
引っ越し先がペット禁止だった
猫が飼えなくなる理由としてよくあるのが、仕事の転勤などで引越しが決まったが、引越し先がペット禁止だったというケースです。
猫が健康に寿命をまっとうすれば、およそ20年ほど長生きする事もあります。ですから猫を飼い始める場合20年先までの人生プランを見据えておかなくてはいけません。
転勤などが多い人は「今後ずっとペット可能な物件」を探すことができるか、今一度検討しておくようにしましょう。
猫アレルギーが出た
自分や家族に猫アレルギーがでてしまう事があります。猫アレルギーは体質なので猫が好きかどうかとは関係なく、出る人は出てしまいます。猫は大好きだけれど、アレルギーなので飼えないという人もたくさんいらっしゃいます。
ですから、猫を飼い始める前に家に住む家族全員が猫アレルギーを持っていないか調べておくようにしましょう。
猫アレルギーを調べるには、猫に接してみるのが確実です。猫カフェやペットショップあるいは、猫のいるお宅に行って猫を触ったり抱っこしたりしてみましょう。
アレルギーを持っている人は、くしゃみや鼻水、目がかゆくなったりします。
家族の誰かが、猫アレルギーを持っているなら残念ながら猫を飼うのはやめておいた方が良いでしょう。
近所から苦情が出た
猫を家の外に出して、排便等の管理が行えないと、他の人に迷惑をかけてしまう事があります。
猫のテリトリーは半径500m程あり、そのエリア内は他人の家であろうと構わず出入りしようとします。ですから、集合住宅などでご近所との距離が近いなら猫を家の外に出すことはお勧めできません。
室内飼いにするなど、トラブルにならない飼育を心掛けましょう。
子猫が産まれてしまった
猫は一回に2~4匹もの子供を産みます。飼っていた猫がたくさんの子供を産んで、面倒を見切れなくなる飼い主さんがいらっしゃいます。
子猫は大変カワイイですが、安易に繁殖させないようにしましょう。猫の避妊と去勢については、こちらで解説しています。
以上、飼う前に考慮すべき、猫が飼えなくなる4つケースをご紹介しました。