猫の飼い方~しつけと育て方~


【猫のトイレ】叱らないで!猫がそそう してしまう4つの原因と対処方法!

最終更新日: 2018年9月5日

きちんとトイレの場所を覚えたはずの猫が、別の場所でそそうしてしまう原因は様々ですが、共通して言えるのは叱っても解決しないという事です。

つい叱ってしまいそうになりますが、グッとこらえて、これから解説する原因と対策を参考に対処されることをおススメします。

原因1 トイレが汚い

キレイ好きな猫のための、トイレの清掃と排泄チェックの項目でも解説しましたが、猫はとてもキレイ好きです。トイレがきちんと清掃されていないと、他の場所でそそうしてしまう原因になります。できるだけこまめに清掃するようにしてあげましょう。

原因2 スプレー行為

原因がスプレー行為だと、少し厄介です。スプレー行為は、排泄とは全く関係のない行為で、オス猫にみられる繁殖行動の一つなのです。自分の縄張りを主張するために自分の臭いを残そうと様々な場所にあえて少量のおしっこをします。

スプレー行為は、去勢手術をうけるとほぼ無くなります。しかしながら、100%ではありません。手術を受けているにもかかわらずスプレー行為が出てしまった場合は残念ですがやめさせることはできません。特定の部屋に隔離するなどして大事なものにスプレーされないように対策するしかありません。
詳しくは、飼い猫には避妊、去勢の手術を受けさせないのは危険!をお読みください。

原因3 寂しいストレス

飼い主がずっと家に居なかったり、猫にかまう時間が少なかったりすると、そそうをして飼い主の気をひこうとする寂しがり屋の猫がいます。飼い主の持ち物や寝室など、極めて厄介な場所にすることが多く、されると本当に困ってしまします。
普段から、飼い猫とは充分なコミュニケーションをとるようにしてあげましょう。

原因4 老化によるそそう

猫も歳をとってくると体が弱り、排便、排尿をコントロールできなくなってきます。これはもうどうしようもない事なので、優しく見守るしかありません。

唯一とれる対策は、トイレを近くに置いてあげる事です。トイレまでに段差があったりすると、漏らしてしまう事がありますのでなるべく行きやすい場所に置いてあげるようにしましょう。

以上、猫がそそう してしまう4つの原因と対処方法!




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