猫の飼い方~しつけと育て方~


ツシマヤマネコ

最終更新日: 2018年9月9日

ツシマヤマネコ 対馬山猫

九州の北方、長崎県に対馬(島)に生息するヤマネコ。ツシマヤマネコは南アジアから東南アジアに分布するベンガルヤマネコの亜種、アムールヤマネコの変種に位置付けられる。

日本では対馬にしか生息していないが、世界的にはモンゴル、中国大陸北部、東シベリア、朝鮮半島、済州島、等のアジア圏に生息している。それゆえにマンシュウヤマネコ、チョウセンヤマネコとも呼ばれる。

日本でヤマネコといえば、沖縄県西表島に生息し、国の特別天然記念物に指定されているイリオモテヤマネコが有名だが、比較的知られていない、ツシマヤマネコも実は、絶滅が危惧される希少動物。そのため1971年には国の天然記念物に指定されたが、いまだイリオモテヤマネコと同じ特別天然記念物への指定はなされていない。そして現在日本で生息するヤマネコは、このツシマヤマネコとイリオモテヤマネコのみ。

体長は50~60cm。 体重、3~5kg 。耳の裏に白色の斑点があるのが特徴。




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