猫の飼い方

【猫の避妊と去勢】飼い猫には避妊、去勢の手術を受けさせないのは危険!

ペットとして猫を飼う場合、避妊、去勢の手術を受けさせることが必要となります。猫には大変かわいそうなことですが、生殖機能を奪っておかなければ、様々な問題が生じてくるからです。

猫の繁殖力

猫と猫が交尾できる状況にあると、メス猫は毎年子猫を生みます。猫は一度に3~5匹、またはそれ以上出産する事もあり必ず手に負えなくなります。そうなると生まれてくる猫も幸せには生きられません。早い段階で避妊および去勢手術を受けておくことを強くお勧めします。

スプレー行為

去勢手術を受けていないオス猫は、繁殖行動の一つとして、スプレー(おしっこによる臭い付け)を行います。これは、自分の縄張りに自分の臭いを残そうとする行為で、家中の様々な場所にあえておしっこをします。猫のおしっこの臭いは強烈で、洗濯をしてもなかなかとれません。洗濯の出来ない物におしっこをされるともう最悪です。去勢手術をうけるとスプレー行為は、ほぼ無くなると言われています。

その他の弊害

生殖(サカリ)の時期になると、オス猫はメス、メス猫はオスを求め、大きな声で鳴いたり、イライラして暴れたりします。さらにオス猫はメス探しのために家出をしてしまい、そのまま帰ってこないこともしばしばあります。飼い猫としては避妊、去勢の手術を受けさせたほうが幸せに生活できるでしょう。

メス猫の避妊、オス猫の去勢手術の時期やかかる費用はこちらで解説しています。