猫の飼い方~しつけと育て方~


【猫の生態】猫のガチ喧嘩は稀!ほとんどは、ハッタリだった!

最終更新日: 2018年9月9日

猫の喧嘩には、なかなか興味深いところがあります。普通、猫は平和主義なのであまり喧嘩をすることはありません。イエネコ達がたまにもみあったり、追いかけあったりしているのは、たいていストレス発散のための「ジャレ合い」です。
とはいえ、そんな猫達も、自分のテリトリーの保守や、繁殖活動など、いた仕方ない場合には喧嘩をすることがあります。そんな猫の喧嘩を少し観察してみました。

猫の喧嘩はエキシビジョン

猫といえば、そもそも狩りをする生き物で鋭い牙と爪を持っています。ところが、猫の喧嘩は噛み付いたり、引掻いたりするのではないと言います。猫の喧嘩には「型」ようなものがあって、それぞれ「威嚇の動作」「攻撃の動作」「防御の動作「降参の動作」などがあり、威嚇したり攻撃のモーションをする事で相手をビビらせるのが主な攻撃手段です。

なぜ本気でやらないか

致命的な攻撃をしないのは、できることなら、同じ種族としてお互いに傷ついたり傷つけたりしたくないと考えているからで、威嚇動作や寸止めを繰り返します。いわゆるハッタリの掛け合いです。喧嘩は根性とよく言いますが、猫の喧嘩がまさにそれです。根性で、最後まで強気だった方が勝つのです。

通常は、このハッタリで決着がつく猫の喧嘩ですが、例外もあります。発情期のオスの喧嘩や、生命に関わるような時は、猫も本気を出します。この時は、相手を傷つけるまで喧嘩をします。因みに、飼い猫が後足に怪我をして帰ってきたときは、喧嘩に負けた証拠ですので慰めてあげましょう。




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