猫の飼い方~しつけと育て方~


【猫の習性】猫が寝てばかりで不安・・・病気では?心配ありません!

最終更新日: 2018年9月8日

いつ見ても寝ている、一日のうちほとんど寝ている猫ちゃん。「どこか具合が悪いのかな」と少し心配に思ったことはありませんか?
猫は本当によく寝る動物です。ほとんどの場合心配はいりません。

猫の平均睡眠時間

猫の一日の平均睡眠時間は14時間~16時間で人のおよそ2倍の時間寝て過ごしているのです。人と同じように子供の頃は特によく睡眠をとります。子猫なら20時間ぐらい寝ている事も普通なのです。

「猫」の名前の語源には、よく寝ることから「寝子」→「ネコ」となったという説がある程です。
それでいて猫は夜行性なので夜に活動をします。その為、飼い主からは昼間のほとんどの時間を寝て過ごしているようにみえるのも無理はないのです。

なぜそんなに寝るのか?

そもそも動物の睡眠時間は食べているものに強く依存すします。肉食動物は、生きていくために狩りをしなければならず、それには多大なエネルギーを使います。肉は俊発的なエネルギーにはなりますが逆に持久力があまりつきません。そのため、肉食動物は次の狩りの為のエネルギーを温存するために多くの時間寝て過ごすようになったのです。

逆に草食動物は、食事を確保するのにエネルギーを要しません。草という消化の悪い食べ物を大量に食べなくてはいけないので、一日の大半の時間を起きて過ごすようになったのです。

ネコ科の動物は基本的には肉食動物で、狩りをしなくなった飼い猫も、沢山の時間寝るという習性は変わらないようです。




PAGE TOP ↑